Things NOT to do
この「TOEIC900点以上への道」というコーナーを始めて一年半以上が経ちます。ページ数ももうちょっとで200ページに届こうとしてしています。いかにもTOEIC対策サイトの様な題名で、実はTOEICをはじめとする試験偏重主義をquestionし、むしろTOEICなどを実力を計る指標として使うべきだとの趣旨で始めたコーナーです。
- 当時、一部の優れた個人サイトをのぞいては多くがいわゆる試験対策サイトで、本当のcommunicationという本質に触れていないものが多いな、という気持ちがあったわけですね。いかに「短時間で高得点を挙げるか」などの実践の舞台に立てば100%意味のない主題であったり、いかに「実力以上の点数をたたき出すか!」なんていう笑えるものまで様々です。そしてそういうサイトはほとんど実際に他言語で本気のcommunicationを必要とされていない人々の運営だったりするわけです。いわば、マニアだったり趣味だったりです。
- そんなこんなを私のような実際に仕事で日常使っている、そして「少し」だけ上級のレベルからの視点で書いてみようか事から始まったわけですね。とはいっても私の会社には私より遙かに上級の人がごろごろしてますので、彼らにこれを読まれたら笑われるだろうなぁ〜なんて思いながら。
- そして最近は私のサイトの趣旨に似たような内容のものもだいぶん増えてきているようです。内容的に「うんうん」と思うサイトは決まって大体かなり上級者(点数の上級者ではありませんよ。communicationの上級者です)の書かれているものが多いようです。人の言葉を借りて書いたの?みたいなのもありますが、ご自分の言葉や経験から書かれているものも沢山あります。そんなサイトがアクセス数がとても少なかったりすると、これまた資本主義の悲しいマーケッティング効果なんかを彷彿とさせたりしますが。アクセス数とサイトの質は実はこれ相関が低いんですね。販売数と製品の品質が必ずしも比例しないのと同じです。
- そういったcommunicaton、そしてそれがたまたま英語という言語のもとで、という趣旨のサイトが増えるのはとても良いことです。ネットの影響力はかなり大きいものと思いますのでそういう趣旨のサイトがどんどん増えて今の日本人の、また今の日本の企業の少しずれた英語力評価体系に少しでも影響することができるんではなんて思うわけです。
- 、てな事を考えていて自分のサイトももう少し初心に戻らないといかんな、と考えました。
- 私はサイト運営を通じてたくさんのご相談やご意見をメールで頂きます。「冷やかし」でない限りは私は全てに真面目にお答えするようにしています。
- 様々な内容ですが気になるのは結構、間違ったアプローチが多いということです。間違ったというと言い過ぎかもしれませんが、効果的でないというか、必要ないというか、偏ったというか、そんな感じです。
- ということでそんなことを取り上げながら、Things NOT to doについて次ページからしばらく触れていきたいと思います。辛辣に響く部分があるかもしれませんが、ご容赦を。